1月に行われた、セミナーで
いくつかの書籍を紹介させていただいたのですが

その中の一冊を、こちらでもご紹介します。
（以前に何度かブログでも紹介しています。）
【聖なる予言】 by James Redfield
https://amzn.to/1SAgKeI

タイトルから見ると
ちょっとオカルトチックというか
スピリチュアルっぽくって

『そういうの、好きじゃない。』
という方も居られるかもしれませんが

著者は大学で社会学を学び
カウンセリングやセラピストといった
人間の心理に関するプロフェッションをお持ちです。

なので、この本は

冒険小説として楽しんで読むこともできて
しかも、眉唾的なスピリチュアルとは違い

 

心理学の入門書として
人間関係の構築に大切なヒントが
たくさん詰まった一冊なんです。

特に、【第四の知恵】が書かれている章では
“コントロールを手放す”ということを説明しています。

ここでいうコントロールとは

人類は無意識のうちに
相手のエネルギーを奪い合って生きているということ。

男女間、親子間、会社の中だけでなく
国家間の権力闘争があるように

人は、常に、
相手のエネルギーをコントロールしようとしている。

相手のエネルギーを奪う方法として
人は以下の4つのパーソナリティーを使い
コントロールドラマを演じているのだそうです。

 

【被害者】【脅迫者】
【尋問者】【傍観者】

そして

【被害者】は【脅迫者】を作り
【脅迫者】は【被害者】を作る

【尋問者】は【傍観者】を作り
【傍観者】は【尋問者】を作る

4つのパーソナリティーには関係性があり
人格を形成していく過程で関わりのあった
両親や兄弟、友達などの影響を受けます。

4つのパーソナリティーに関しては
エリック・バーンが書いた
Games People Play 【交流分析】
という本に詳細が書かれていますので
心理学に興味のある方は是非読んでみてください。
https://amzn.to/1ofuyy8

【聖なる予言】は物語を通して
エリックバーンの提唱する説を
とてもわかり易く説明していますので
とても読みやすいんです。

そして

【聖なる予言・実践ガイドブック】は
実践ガイドという名のとおり
自分でワークができるようになっていますので

自分や自分の周りを取り巻く人間関係との
エネルギーの交流について
第三者的に観る訓練ができます。

幼少期の両親との関係を省みて
自分自身のパーソナリティーについて
深く考える機会にもなるでしょう。

【聖なる予言】
https://amzn.to/1SAgKeI

【聖なる予言・実践ガイドブック】
https://amzn.to/1XarVd1

私は、
心理学という専門分野に全く触れたことの無かった
20代にこの本と出会い
当時、自分が無意識に使っていたコントロールドラマに
気付くことができて、

むちゃくちゃだった自分の人生を
軌道修正することができました。
ですからこの本は
私にとっては、命の恩人なのです。

世界中で500万人の方が読んでいる
ベストセラーでもありますから
【読みました！】という方も居られると思いますが

20年以上前に出版された本にもかかわらず
読むたびに、発見があるので
何度も何度も読み返す、バイブルです。

【聖なる予言】は、アメリカで映画にもなっています。
（本の方がわかり易いです。）
https://www.veoh.com/watch/v19056072fwZeBax7

前置き、長かったですが！

タイトルのとおり
【恋は駆け引きなんかじゃない。】
っていうこと

実は、自分自身が
コントロールドラマを手放せるようになり
周りの人たちのコントロールドラマに注意を払うと
人付き合いもうまくいき
人を見る目も研ぎ澄まされるので

駆け引きをしない恋愛ができるようになります。

結婚に結びつく誠実な恋愛は

自分がコントロールドラマを演じて
相手の気を引く必要も全くないし

 

相手のコントロールドラマに
支配される必要もないのです。

うまく行く恋愛や結婚は
お互いからエネルギーを奪い合わない関係。

じゃぁ、

エネルギーを相手から奪わない
相手からエネルギーを奪われないようにするには
どのようにしたらよいか？
ということについては

【聖なる予言】の第5章、第6章に
細かく書かれていますので
是非、読んでみてください。
（読まれた方は感想などいただけると嬉しいです。）

☆

みなさんは結婚相手を選ぶときに
容姿、年収、身長、学歴などを
条件に掲げますか？

実際のところ
容姿、年収、身長、学歴よりも
もっと大事なのは

交際を始めてから感じる

相手とのエネルギーの交流が心地よいかどうか？
コントロールドラマで
エネルギーを奪われていないか？（奪っていないか？）
という部分なのだろうと思います。

どんなに収入が安定していても、イケメンでも
その人がコントロールドラマを使って
支配してくるようなパーソナリティーだったら
その人はライトパーソンではないかもしれません。

また、

いつもいつも、おんなじパターンで
恋愛が終ってしまう！という場合には

自分が無意識のうち演じてしまっている
コントロールドラマに気がつくことで、
これまでの恋愛の仕方に
大きな変化が現れるでしょう。

コントロールドラマで駆け引きを仕掛けてくる男性を
あえて選ばないということも大事かな。

いずれにしても
心理学のエッセンスを
ちょろっと勉強することで

いつもと違う切り口で
相手に対して接することができて
コミュニケーションがうまくいくこともあります。

なので、是非読んでみてください。

 

【聖なる予言】
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【聖なる予言・実践ガイドブック】
https://amzn.to/1XarVd1

 

松本直子

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【編集後記】

池上彰さんの
ニュースを易しく解説してくれる番組で

北朝鮮の水爆実験や
ミサイル発射の意図について
説明していたのですが

なるほど、わかり易い！

北朝鮮は、アメリカという大国に対して
もっと、北朝鮮という存在を注目してもらいたい！
できれば、国として支援をしてもらいたい！
（でも、攻撃はされたくない！）

 

その揺れる思いをアプローチするために
水爆実験やミサイルで表現している
そんな内容でした。
（でも、アメリカは北朝鮮を全然相手にしていない？）

これは、

男の子が、クラスで好きな女の子の
スカートをめくっちゃうような
大人気ないアピールの仕方と同じで

国家間の権力闘争も
コントロールドラマを使っては
幼稚でうまくいかないのでしょうね。

こんなふうに
自分以外のコントロールドラマっていうのは
意外にわかり易いのですが

 

自分自身のコントロールドラマというのは
なかなか見つけ難いものです。

なので、興味のある方は是非
実践的ワークをしてみてください。
気付きがたくさんあると思いますよ。

それから、人と接するときに
相手の放つエネルギーの強さとか
温度とか、やわらかさとか・・・。

そんなことも
感じられるようになると思います。

今以上に人間関係がうまくいきますように。

 

松本直子

国際結婚相談所・Kaiwa USA代表
マッチメーカー＆幸せプロデューサー

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